「デパコスのリップを買ったのに、なんか違う…」
試着コーナーで綺麗に見えたはずなのに、家に帰って鏡を見たら何かが違う。そんな経験、ありませんか?
リップは「ブランド」や「流行り色」で選んでしまうと、こういうことが起きやすいんです。
じつは、リップの「似合う・似合わない」を決めるのはパーソナルカラー。
同じレッドでも、ブルーベースのレッドとイエローベースのレッドでは、顔への馴染み方がまったく違います。肌が明るく見える人もいれば、顔色が沈む人もいる——その差を生むのが、アンダートーンです。
今日は、イメージコンサルタントの私が日々の診断で実際にご提案している、パーソナルカラー4シーズン別のおすすめリップを厳選してご紹介します。
Dior・NARS・YSLなど、品質もアフターケアも信頼できるブランドから、各シーズン5選ずつ。ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- パーソナルカラーとリップの関係
- イエベ春・ブルベ夏・イエベ秋・ブルベ冬、各シーズン別おすすめリップ5選
- 40代・50代がリップ選びで気をつけるべきこと
目次
パーソナルカラーとリップの基本
パーソナルカラーとは、その人の肌・髪・瞳のアンダートーン(黄み・青みの方向性)をもとに、似合う色を診断するメソッドです。
リップと顔の距離は近く、唇の色は視線が集まりやすいポイント。だからこそ、アンダートーンのズレが如実に出やすいパーツでもあります。
4シーズンの色の方向性
- イエベ春:コーラル・ピーチ・オレンジ・ウォームピンク
- ブルベ夏:ローズ・モーブ・パウダーピンク・ラベンダーピンク
- イエベ秋:テラコッタ・ブラウン・ブリックレッド・ディープキャメル
- ブルベ冬:マゼンタ・バーガンディ・トゥルーレッド・フクシャ
自分のシーズンが分からない方は、まずパーソナルカラー診断を受けることをおすすめします。プロが実際の光のもとで確認するので、セルフ診断より格段に精度が高くなります。
【イエベ春】おすすめリップ5選|明るく華やかなコーラル・ピーチ系
イエベ春の方は、黄みを帯びた明るく鮮やかな色が得意。コーラル・ピーチ・オレンジ系のリップをつけると、顔全体がぱっと明るくなります。
逆にブルーベースのローズやマゼンタ系は、顔色を沈ませてしまうので注意です。
NARS
アフターグロー リップバーム|コーラル系シアー
選ぶべきシェード:「ORGASM」
コーラルピンク×ゴールドシマー入り。温かみのある発色でイエベ春の肌をパッと明るく見せるNARSの定番色。
塗るだけで唇にツヤと血色感が宿るバームタイプ。コーラルやピーチ系の色展開は、まさにイエベ春のために存在するような温かみのある発色。乾燥が気になる大人の唇にも優しい使い心地で、デイリー使いにぴったりです。
参考価格:¥3,960〜
詳細を見るDior(ディオール)
アディクト リップスティック|ウォームコーラル系
選ぶべきシェード:コーラル〜ピーチ系のウォームトーン
品番740〜760番台あたりが目安。オレンジがかったピンク〜コーラル色を探して。
Diorの定番リップラインのなかでも、ウォームコーラル〜ピーチトーンはイエベ春の方に絶大な人気。発色がなめらかで、ケア成分も豊富。40代以降の「唇が乾きやすい」という悩みにも応えてくれる潤いのある仕上がりです。
参考価格:¥5,060〜
詳細を見るRMK
グロウグラデーション リップス|ピーチ〜オレンジ系
選ぶべきシェード:ピーチ〜コーラルオレンジ系
イエローベースの明るいオレンジがかったピンク色を選ぶこと。ベージュピンクやローズ系はNG。
RMKならではの透明感のある発色と、グラデーション効果が特徴。明るいピーチ・オレンジ系はイエベ春の肌になじみ、「唇だけ浮いている」感なく自然に顔を明るく見せてくれます。オフィスにも使いやすい上品な仕上がりです。
参考価格:¥3,300〜
詳細を見るTHREE(スリー)
シマリング リップス|ウォームオレンジ系
選ぶべきシェード:ウォームコーラル〜オレンジ系
温かみのある明るいオレンジ寄りのコーラル。パール・シマー入りでツヤ感あり。黄みのある色を選ぶこと。
天然由来成分を多く配合したTHREEのリップは、肌に優しく大人の女性に人気。ウォームなオレンジ・コーラル系の色展開は、イエベ春の肌に合わせると日本人の肌を明るくイキイキと見せます。自然派志向の方にも支持されているブランドです。
参考価格:¥3,850〜
詳細を見るClinique(クリニーク)
ポップ リップ|コーラルピンク系
選ぶべきシェード:「Coral Pop(コーラルポップ)」
明るく弾けるようなコーラルピンク。青みのないオレンジよりのピンクで、イエベ春の肌に最もなじむシェード。
保湿力と発色を両立したCliniqueの人気リップ。コーラルピンク系はイエベ春の方の肌馴染みが特によく、メイク初心者でも使いやすい透け感のある発色が魅力です。唇をケアしながら色をキープし、長時間のお出かけにも安心のロングセラーです。
参考価格:¥4,620〜
詳細を見る【ブルベ夏】おすすめリップ5選|やわらかく上品なローズ・ピンク系
ブルベ夏の方は、青みを帯びたやわらかなトーンが得意。ローズ・モーブ・パウダーピンクなど、柔らかく落ち着いた色が肌に溶け込むように似合います。
オレンジ系や鮮やかなコーラルは黄みが強く、顔色がくすんで見えることがあるので注意。
NARS
ベルベットマット リップペンシル|ローズ・モーブ系
選ぶべきシェード:「DOLCE VITA」
スモーキーローズ〜モーブ(灰みのかかった赤紫)。くすみがあり青みを帯びたトーンで、ブルベ夏の透明感を最大限に引き出す定番色。
NARSのベルベットマットはマットな質感でも唇に負担が少なく、発色が長持ちするリップペンシル。ローズ・モーブ系のカラーはブルベ夏の透明感を底上げし、上品で女性らしい印象を演出します。口紅よりも輪郭がしっかりするため、薄唇の方にも人気です。
参考価格:¥3,850〜
詳細を見るYSL(イヴ・サンローラン)
ルージュ ヴォリュプテ シャイン|パウダーピンク系
選ぶべきシェード:ソフトローズ〜パウダーピンク系
白みを帯びたくすみのないきれいなピンク〜淡いローズ。青みを含んだやわらかな色味を選ぶこと。オレンジ・コーラル系はNG。
YSLを代表するリップラインのひとつ。唇をふっくらと見せる光沢感と潤いが特徴で、パウダーピンク〜ソフトローズ系はブルベ夏の方の肌を透明感あふれる印象に仕上げます。「ツヤ感のある品の良さ」を求める大人の女性に選ばれ続けているロングセラーです。
参考価格:¥6,050〜
詳細を見るGivenchy(ジバンシィ)
ル・ルージュ・デュ・クチュール|ライトローズ系
選ぶべきシェード:ライトローズ〜ソフトピンク系
青みを含んだ明るくやわらかいピンク〜ローズ。温かみのあるコーラル・ベージュ系は選ばないこと。
Givenchyのフラッグシップリップは、まるでファッションのクチュールのように多彩な仕上がりが楽しめるシリーズ。ブルベ夏に映えるライトローズ〜ソフトピンク系は、顔に自然な血色感を与えながら品格を演出。持ち歩くだけで気分が上がる美しいパッケージも魅力です。
参考価格:¥6,050〜
詳細を見るDior(ディオール)
アディクト リップ グロウ|ピンク系
選ぶべきシェード:001「ピンク」または007「ラズベリー」
ブルベ夏の肌に乗せると青みを含んだナチュラルなピンク〜くすみローズに発色。自分の唇と反応して似合う色が出るリップバーム。
唇の水分量に反応して、自分だけのパーソナルカラーに発色するユニークなバームタイプ。ブルベ夏の方が使うと、肌の青みと調和した自然なピンクに発色することが多く、デイリーのベースリップとしても優秀。使うほど唇が潤い、口紅の乗りも良くなります。
参考価格:¥4,620〜
詳細を見る
SUQQU(スック)
リキッド ルージュ ブラー|モーブピンク系
品番:suqlc0000137
選ぶべきシェード:モーブピンク〜ソフトローズ系
灰みがかった青みのあるくすみピンク〜モーブ(赤紫の中間色)。SUQQUの繊細な色設計の中でも、青みを感じられる系統を選ぶこと。
日本人の肌を知り尽くしたSUQQUの繊細な色設計は、ブルベ夏の方に特に評価が高い。モーブ〜ソフトローズ系は、重くなりすぎず、しかし存在感のある仕上がりで、大人の品格をリップだけで格上げしてくれます。ブラーな質感が唇の縦ジワも自然にカバー。
参考価格:¥5,500〜
詳細を見る【イエベ秋】おすすめリップ5選|深みのあるテラコッタ・ブラウン系
イエベ秋の方は、深みと温かみのある色が得意。テラコッタ・ブリックレッド・ディープキャメル・ブラウン系のリップが肌に馴染み、大人の色気と落ち着きを演出します。
明るすぎるパステルピンクや寒色系のローズは浮いて見えやすいので、彩度低めの深いトーンを意識して選ぶとうまくいきます。
NARS
ベルベットリップグライド|テラコッタ系
選ぶべきシェード:テラコッタ〜ブリックレッド系
レンガ色〜赤みのある深いオレンジブラウン。「BOUND」などの土っぽい温かい色が目安。青みのある赤やピンクはNG。
なめらかにすべるようなテクスチャーが特徴のリップグライド。テラコッタ系はイエベ秋の肌に溶け込むようになじみ、顔全体に深みと色気を添えます。マットに近い仕上がりでも乾燥しにくく、長時間崩れにくいのが40代以降の女性に支持される理由です。
参考価格:¥3,850〜
詳細を見るMAC(マック)
リップスティック「Velvet Teddy」|ベージュブラウン系
選ぶべきシェード:「Velvet Teddy」1択
シェード名がそのまま「Velvet Teddy」。ウォームなベージュブラウンで、イエベ秋の肌に溶け込む素顔感リップの代名詞。
世界中のメイクアップアーティストに愛されるMACの定番シェード。ウォームなベージュブラウン「Velvet Teddy」はイエベ秋の肌に絶妙に溶け込み、「すっぴんより綺麗」な素顔感を演出します。マットな仕上がりで大人っぽさと洗練された雰囲気をつくれる一本です。
参考価格:¥3,300〜
詳細を見るEstée Lauder(エスティ ローダー)
ピュア カラー リップスティック|ブリックレッド系
選ぶべきシェード:ブリックレッド〜テラコッタ系
レンガ色(赤+茶が混ざった深い温かい赤)。青みや紫がかった赤はNG。オレンジよりの赤・茶よりの赤を選ぶこと。
レンガ色のブリックレッドはイエベ秋の真骨頂カラー。Estée Lauderのブリック系リップは赤みと茶みのバランスが絶妙で、主張しすぎず、でも確実に「今日のメイクいいね」と言われる存在感があります。クリーミーで唇にのせた瞬間の気持ち良さも格別。
参考価格:¥5,720〜
詳細を見るlaura mercier(ローラ メルシエ)
ルージュ エッセンシャル シルキー クリーム リップスティック|ブラウン系
選ぶべきシェード:ウォームブラウン〜テラコッタ系
黄みや赤みを含んだ温かいブラウン。カーキブラウン・ローズブラウンより、オレンジブラウン・テラコッタ寄りの色が◎。
プロのメイクアップアーティストが生み出したローラ メルシエのリップは、シルクのようになめらかな質感と保湿力が魅力。ウォームブラウン〜カーキブラウン系は、イエベ秋の肌の深みを引き出し、秋冬のファッションとのトータルコーデも楽しめる大人の一本です。
参考価格:¥4,400〜
詳細を見るTHREE(スリー)
シマリング リップス|ウォームブラウン系
選ぶべきシェード:ウォームブラウン×ゴールドシマー系
オレンジ〜テラコッタよりのブラウンにゴールドパールが入ったもの。深みとツヤを同時に出せる、イエベ秋の「映えブラウン」。
ゴールドパールが溶け込んだTHREEのウォームブラウン系リップは、イエベ秋の肌に深みとツヤを同時にプラス。「ブラウンリップは地味になりがち」という方も、このシマー感のおかげで顔色がくすまず、華やかな仕上がりになります。
参考価格:¥3,850〜
詳細を見る【ブルベ冬】おすすめリップ5選|インパクトのあるマゼンタ・レッド系
ブルベ冬の方は、鮮やかでコントラストのある色が得意。トゥルーレッド・マゼンタ・バーガンディ・フクシャなど、はっきりとした色をつけると顔がパッと映え、存在感が増します。
ベージュやオレンジ系のリップは顔が平坦に見えてしまうことが多く、ブルベ冬の方の魅力が半減してしまいます。
Dior(ディオール)
ルージュ ディオール 999|クラシックレッド
選ぶべきシェード:「999」1択
シェード名がそのまま「999」。ブルーベースの純粋なクラシックレッド。黄みが一切なく、ブルベ冬の肌に圧倒的な華やかさをプラスするアイコン色。
Diorを代表するアイコニックシェード「999」は、ブルーベースのクラシックレッド。ブルベ冬の方が纏うと、顔の輪郭がキュッと引き締まり、圧倒的な存在感を演出します。「リップ一本でメイクが完成する」と語るお客様も多い、まさに一生ものの一色です。
参考価格:¥5,500〜
詳細を見るYSL(イヴ・サンローラン)
ルージュ ピュール クチュール|トゥルーレッド系
選ぶべきシェード:No.1「LE ROUGE」またはフクシャ・マゼンタ系
純粋なトゥルーレッド(青みがある真っ赤)か、フクシャ〜マゼンタ系。オレンジ・コーラル・ブラウン系は絶対NG。
YSLのクチュールリップは、鮮やかな発色とファッション性の高さで長年愛されているラインです。トゥルーレッド〜フクシャ系はブルベ冬の方の骨格を際立たせ、「ドレスアップしていなくても顔が華やかに見える」という効果をもたらします。特別な日のリップとしても人気。
参考価格:¥6,050〜
詳細を見るNARS
ベルベットマット リップペンシル|ダークマゼンタ系
選ぶべきシェード:ダークマゼンタ〜ダークバーガンディ系
深みのある青みベースの赤紫〜暗いマゼンタ。くすみのない鮮やかな発色のものを選ぶこと。ベージュ・ブラウン系はNG。
ブルベ冬の秋冬メイクに欠かせないダークマゼンタ。NARSのベルベットマットで描くと、唇の輪郭がシャープに際立ち、まるでパリのエディトリアルメイクのような雰囲気に。色と質感のインパクトで、シンプルな服装でも「力の抜けたおしゃれ感」が出せます。
参考価格:¥3,850〜
詳細を見るGivenchy(ジバンシィ)
ル・ルージュ・デュ・クチュール|ディープバーガンディ系
選ぶべきシェード:バーガンディ〜ディープバーガンディ系
深みのある暗い赤紫〜ワイン色。青みを含んだ暗い色で、ブルベ冬の凛とした雰囲気に合う。茶系・オレンジ系はNG。
Givenchyのバーガンディ系リップは、ブルベ冬の方の持つ「凛とした美しさ」を最大限に引き出します。深みのある色でありながら品格があり、40代・50代の大人の女性が纏うと「年齢を重ねた美しさ」として昇華します。特別な席でも日常でも、使いこなせる懐の深い一本です。
参考価格:¥6,050〜
詳細を見るMAC(マック)
リップスティック「Ruby Woo」|ブルーベースレッド
選ぶべきシェード:「Ruby Woo」1択
シェード名がそのまま「Ruby Woo」。強い青みを持つ純粋なトゥルーレッドで、ブルベ冬に最も映える世界的定番色。
MACが誇る伝説的シェード「Ruby Woo」は、青みが強いトゥルーレッドで、ブルベ冬の方にとって鉄板の一色。マットな質感は華やかさのなかに知性を演出し、「ひとりでも映える」最強リップとして世界中で愛されています。価格もこの品質としては手頃で、リップ入門にも最適。
参考価格:¥3,300〜
詳細を見る40代・50代のリップ選び、3つのポイント
パーソナルカラーを踏まえたうえで、年齢による変化にも対応したリップ選びをすることで、さらに垢抜けた仕上がりになります。
① 保湿力のあるテクスチャーを選ぶ
加齢とともに唇の水分量は減り、縦ジワが目立ちやすくなります。マットな質感が好きな方も、バームやオイルで下地をつくってから重ねるなど、乾燥対策を忘れずに。
② 「濃すぎない」が正解とは限らない
「年齢を重ねたら薄い色に」という思い込みは要注意。特にブルベ冬の方は、むしろしっかりとした発色のリップの方が顔色がよく見えます。淡い色を選ぶことで「顔が地味になった」と感じる方は、思い切ってシーズン別の推奨カラーに戻ってみてください。
③ 輪郭をぼかしすぎない
年齢とともに唇の輪郭がぼやけてくることがあります。リップライナーで輪郭を整えてから塗ると、シャープな印象を保てます。リップペンシルタイプのリップを選ぶのも効率的です。
まとめ|リップはパーソナルカラーで選ぶと「外れない」
リップ選びで迷ったとき、一番大切な基準は「流行り」でも「ブランド」でもなく、自分のパーソナルカラーに合っているかです。
- イエベ春:コーラル・ピーチ・ウォームオレンジ系
- ブルベ夏:ローズ・モーブ・パウダーピンク系
- イエベ秋:テラコッタ・ブラウン・ブリックレッド系
- ブルベ冬:トゥルーレッド・マゼンタ・バーガンディ系
自分のシーズンに合った色を選ぶだけで、同じブランドの同じ価格帯のリップでも、顔の見え方がまったく変わります。
ぜひ今日から、パーソナルカラーを意識したリップ選びを試してみてください。
「自分のパーソナルカラーがまだ分からない」という方は、一度プロの診断を受けてみることをおすすめします。
診断後は、今日ご紹介したリップの中から迷わず選べるようになりますよ。
この記事があなたのお役に立ちますように。
